ご挨拶

 このたび、日本発達障害支援システム学会第15回研究セミナー/研究大会を、大正大学(東京都豊島区)を会場として開催する運びとなりました。ひとえにご参加下さる皆様のお力添えの賜物と厚く御礼申し上げます。本学は、今年度創立90周年を迎え、現在6学部(仏教・文・表現・人間・心理社会・地域創生)と3研究科が設置され、四宗派が共同して運営する大学です。

 

 今回の研究セミナーのメインテーマには、「自閉症スペクトラムの医療と教育-新たな展開-」を掲げました。実行委員会では、2つの教育講演を企画しております。教育講演Ⅰは、大正大学心理社会学部臨床心理学科教授でおられる近藤直司先生に、児童・思春期精神科医療で関わるASD児への実践・研究についてご講演頂きます。教育講演Ⅱは、横浜国立大学教育人間科学部特別支援教育講座教授でおられる渡部匡隆先生に、ASD児への教育支援についてご講演頂きます。

 

また、例年通り、研究発表では5つの分科会における口頭発表と、ポスター発表の場を設けました。参加者の皆様が、多彩な領域における様々な発表にふれ、充実した研究交流が行われること、そして、新たな発見が得られる大会となりますことを期待しております。

 

年末ご多忙の折ではございますが、おばあちゃんの原宿として有名な巣鴨地蔵通商店街や、本学に建立された鴨台さざえ堂にお立ち寄り頂き、大正大学にお越し下されば幸甚です。皆様を心からお迎え申し上げます。

 

 2016年9

日本発達障害支援システム学会

15回研究セミナー/研究大会準備委員会

実行委員長 三浦 巧也